妊娠中の摂取が推奨されている、葉酸を始めとしたビタミン類

お腹の中の赤ちゃんは、母体の栄養分を使って成長します。

そのため妊娠中の女性は、赤ちゃんのためにも積極的に良質な栄養分を摂取しなければなりません。

その中でも特に重要とされている栄養分が、ビタミン類です

ただし、摂取が推奨されているビタミン類もあれば、逆に控えた方が良いとされているビタミン類もあります。

ここでは、具体的にどのビタミン類を摂取すべきなのか、ご紹介します。

赤ちゃんの先天異常を防ぐ葉酸

葉酸は、種類が複数あるビタミンBのひとつです。

赤ちゃんは、父親と母親のそれぞれからもらったDNAをコピーしながら、成長していきます。

そして葉酸には、このDNAを正しくコピーさせるサポート力があるのです。

DNAが正しくコピーされなければ、異常な細胞が誕生することで、赤ちゃんの成長が阻まれてしまいます。

これが原因で、先天異常を持つ赤ちゃんとして生まれてくることもあります。

また、お腹の中で十分に成長できず、流産や死産となってしまうこともあります。

しかし葉酸をしっかりと摂取していれば、DNAのコピーミスによる先天異常は防がれやすくなります。

血液や肌を作るビタミン類

また、葉酸と同じビタミンBの仲間のビタミンB12も、妊娠中に積極的に摂取したい栄養分です。

ビタミンB12は、葉酸と力を合わせて血液を作り出します。

母体の栄養分は、血液に乗って赤ちゃんへと流れていくので、ビタミンB12の摂取で血液が増えれば、赤ちゃんは良いペースで成長できるようになります。

そして、肌のコラーゲンの生成を助けるビタミンCも、赤ちゃんにとって大事な栄養分です。

体は肌によって外部からの刺激を防いでいるので、ビタミンCを摂取することは、赤ちゃんの体を守ることにつながるのです。

控えた方が良いビタミン類

逆に、ビタミンAとビタミンDとビタミンKは、過剰摂取に気をつける必要があります。

ビタミンAを摂取しすぎると、赤ちゃんの奇形を招いてしまうことがあるのです。

またビタミンDの過剰摂取は母体での嘔吐を促し、ビタミンKの過剰摂取は出血時の止血を阻害する可能性があります。

そのため、これらを多く含む食べ物を食べすぎたり、サプリメントを飲みすぎたりしないよう、気をつけましょう。